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朝鮮料理のナムルで茶色の細長い食材はなに?

朝鮮料理ナムル

朝鮮料理のナムルで欠かすことのできない食材といったら、
大豆もやし、ほうれん草、ゼンマイですよね。

なので、ナムルで茶色をした細長い食材は一般的には山菜の
ゼンマイなんですが、ゼンマイにそっくりなワラビもよく使われる
んですよ。

でも、ゼンマイとワラビは見た目がそっくりなので、出来上がった
ナムルからはどっちなのか判別しにくいんですね。

ゼンマイでもワラビでもどっちでもかまわない、と言われれば
その通りなんですが、本来、ナムルにはゼンマイが定番なので、
ゼンマイであって欲しいですよね。(^^♪

そんなとき、ゼンマイとワラビのそれぞれの特徴が分かれば、
見分けるのはそれほど難しくありません。

今回は朝鮮料理の代表ともいえるナムルに入っている茶色の
細長い食材がゼンマイなのかワラビなのか、見分ける方法を
紹介しますね。。

 

ナムルで茶色の細長い食材はゼンマイそれともワラビ?

ゼンマイの水煮

ゼンマイの水煮

お店で出てくるナムルで茶色の細長い食材はほとんどの場合
ゼンマイという山菜なんですね。

でも、たまにゼンマイではなくワラビを使っている場合が
ありますから、そんなときには次の方法で見分けることが
できますよ。

 

色で見分ける!?

まず、細長い食材の色が茶色ではなく、緑色か紫色ならば、
その食材はワラビということになります。

しかし、韓国産のワラビにはゼンマイと同じ茶色っぽいもの
もありますし、また調理方法によっても茶色になることが
あるんですね。

でも、この見分け方は緑色か紫色の場合にはワラビであることが
分かりますが、茶色の場合には見分けられません。

そこで、食べて判別する方法をお知らせしていきますね。

 

味と食感で見分ける!?

細長い食材が茶色の場合の判別方法として、味と食感で区別する
ことができるんです。

ワラビはぬめりがあってくせのない味であるのに対して、ゼンマイは
独特のくせのある風味なので分かるはずですよ。

 

ゼンマイとワラビはこんな山菜

ゼンマイやワラビはナムルだけではなく、山菜そば、天ぷら、
おひたし、佃煮などの和食メニューでもおなじみの食材ですね。

見た目はどちらもひょろっと細長く伸びているんですが、本来、
こんなに違う山菜なんです。

 

ゼンマイ(薇)

ゼンマイ

水気の多いところを好み、渓流のそばや水路の脇などに
自生しています。

ゼンマイはうずまき状の新芽が1つ付いていて、この新芽の
数と形でワラビとははっきり見分けられますよ。

調理方法は、アクが強いので揉んで乾燥させて、またアク抜きを
数回繰り返したりと、すぐには食べられないのがゼンマイの難点です。

 

ワラビ(蕨)

ワラビ

草原、谷地、原野などの日当たりのよいところに群生しています。

ワラビの新芽はゼンマイが1つなのに対して3つ付いています。

ただ、ワラビには微量の発がん物質が含まれていますが、アク抜きする
ことで無毒化できることが分かっていますから安心してくださいね。

調理方法はアクを抜いたあとは、ゼンマイと違ってすぐに食べられます。

おひたしにすれば季節の旬の味を楽しむことができますね。

 

まとめ

ゼンマイ

朝鮮料理のナムルで茶色の細長い山菜はほとんどの場合ゼンマイ
なんですが、ワラビを使うことも珍しくはありません。

緑色か紫色ならばワラビですが、ワラビでも調理方法などで
茶色っぽい場合があるので、味や食感で見分けることになります。

ゼンマイには独特の風味と食感があるのに、ワラビはぬめりが
あってくせのない味です。

ナムルを食べるときにはゼンマイなのかワラビなのか、吟味しながら
食べるのも楽しいですね。。

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