この記事では、12星座占いと13星座占いでは、どちらの信頼性が優って
いるのかをお伝えしていきます。
星座占いの信頼性を評価するのは容易なことではないのですが、あえて
データを積み重ねてきた期間(歴史)を評価基準に選びました。
また、テレビや雑誌の星占いは12星座占いばかりなので、13星座占いが
どんなものか知らない方もいるかもしれませんね。
でも、信じられるのはどちらなのかをお伝えする過程で、13星座占いの
ことを解説していますから安心してください。
なお、星座占いの活用方法も紹介しますので、ぜひ、信用できる星座占い
を活用してあなたの暮らしに役立ててくださいね。
12星座占いと13星座占い、信じられるのはどっち?
信頼性に優れているのは、ずばり12星座占いのほうです!
西洋占星術の一部分として12星座占いがあるのですが、13星座占いは
この12星座占いから分離独立したものなんですね。
なので、13星座占いはまったく信用できないとは言い切れませんが、
12星座占いに積み重ねられたデータは比較にならないでしょう。
西洋占星術とは
西洋占星術の起源は今から4000年くらい前になりますが、時間の流れの確かな法則性を求めて、占星学者たちによる仮説検証の積み重ねを体系化した占星術のことなんです。
つまり、12星座占いは最初から12個の星座を基盤にして仮説検証を積み重ねて
発展してきたのに対して、13星座占いは途中で星座の数を13個に修正したもの
なんですね。
それも、13星座占いが誕生したのは1995~1997年あたりですから、
仮説検証によるデータが十分だとはいえないんです。
なので、12星座占いのほうが信頼性が高いといわざるを得ません。
仮説検証とは
ある現象が正しいかどうかの仮説を立てて、実際に起きた現象とその仮説を比べることで、仮設の精度をさらに高めていくことです。
具体的には、「こうかもしれないなぁ~」と予測したことと、実際に起きたことの答え合わせをして修正していくこです。
参考資料:仮説検証?(Gaiax)
12星座占いと13星座占いの由来は?
信じられるのはどっちなのかを判断するために、それぞれの期間(歴史)
を評価の基準にしました。
なので、12星座占いと13星座占いを比較するために、それぞれの由来を
紹介しますね。
12星座占いの由来
12星座占いの起源は約3000年前にさかのぼりますが、今のような形に
なったのは2000年くらい前のギリシャ時代だといわれています。
つまり、地球から星座を見たときの太陽の通り道を黄道(こうどう)と
呼びますが、この黄道を12等分して12個の星座を割り当てたのが、今の
12星座占いなんです。
なので、今、わたしたちがよく目にする12星座占いは2000年以上の歴史
があるんですね。
13星座占いの由来
1995年、イギリスの天文学者ジャクリーン・ミットンは、黄道上には
12星座のほかに、もう一つの星座があることを指摘しました。
この指摘が世界中のメディアに取り上げれたのをきっかけに、1997年まで
に様々な著者による13星座占いに関する本が競って出版されることになり
ます。
つまり、13星座占いは12星座に1つの星座(へびつかい座)を加えて、
1年を13個の星座に分割するという新しい形で誕生することになった
んです。
なお、13星座占いは、12星座占いに1つの星座を加えただけなのですが、
そのために星座が変わってしまう人は半数以上にのぼるため、12星座占い
とはまったく別物になってしまう印象がありますね。
12星座と13星座の比較表
星座名 | 12星座の誕生日 | 13星座の誕生日 |
やぎ座(山羊座) | 12月22日~1月19日 | 1月20日~2月16日 |
みずがめ座(水瓶座) | 1月20日~2月18日 | 2月17日~3月12日 |
うお座(魚座) | 2月19日~3月20日 | 3月13日~4月18日 |
おひつじ座(牡羊座) | 3月21日~4月19日 | 4月19日~5月14日 |
おうし座(牡牛座) | 4月20日~5月20日 | 5月15日~6月21日 |
ふたご座(双子座) | 5月21日~6月21日 | 6月22日~7月20日 |
かに座(蟹座) | 6月22日~7月22日 | 7月21日~8月10日 |
しし座(獅子座) | 7月23日~8月23日 | 8月11日~9月17日 |
おとめ座(乙女座) | 8月24日~9月22日 | 9月18日~10月31日 |
てんびん座(天秤座) | 9月23日~10月23日 | 11月1日~11月23日 |
さそり座(蠍座) | 10月24日~11月21日 | 11月24日~11月29日 |
へびつかい座(蛇使い座) | 11月30日~12月17日 | |
いて座(射手座) | 11月22日~12月21日 | 12月18日~1月19日 |
出典:Yahoo!占い
星座の数って、本当はいくつ?
現在、星占いには12星座と13星座の二種類があるんですが、天文学的には
本当はいくつなのでしょうか?
太陽が一年をかけて通るみちすじを黄道(こうどう)と呼びますが、
この黄道と重なる12個の星座を等分割して作られたのが12星座占いでした。
ところが、実は、黄道と重なる星座は12個ではなく13個あるんですね。
この星座の数は数千年くらいの期間では変わることはないので、12星座占い
の起源とされる時代でもやはり13個だったはずです。
では、星座を1個見落としてしまったのでしょうか?
本当のところは、4000年くらい前、12星座占いの原形を作ったバビロニア
人は、彼らの12ヶ月のカレンダーに合わせて、12個の星座を等間隔で
割り当ててしまったんですね。
そして、そのバビロニア人の作った12星座占いが今でも生きているという
わけなんです。
バビロニアとは
バビロニアは、現代のイラク南部、ティグリス川とユーフラテス川下流の沖積平野一帯にありました。また、バビロニアは4000年~3000年くらい前に法律、文学、宗教、芸術、数学、天文学などが発達した古代オリエント文明の中心地でした。
参考資料:星座占い、バビロニア(Wikipedia)
12星座占いを活用するには?
「あなたは占いを信じますか?」と聞かれたらなんと答えますか?
「信じているわけではないが、あれば何となく見てしまう!」かもしれま
せんね。
特に、宇宙の星々の動きに着目した星座占いは、その神秘性のためで
しょうか、「占いは信じないけど、星座占いはつい見てしまう」ようです。
なので、12星座占いを見る機会があれば、星座占いの活用方法を紹介します
から試してみてくださいね。
12星座占いの活用方法は?
星座占いの特徴の一つに、きめ細かい運勢というのがありますが、
それは惑星、星座、太陽、月などの位置関係の組み合わせが膨大だから
です。
きめ細かい運勢であるために、誰にでも必ず一致する未来予測が含まれ
ますから、見る側でもきめ細かく吟味することができるんです。
例えば、良い運勢の部分は、「きょうはいい日になりそう!」で終らせ
ないで、運勢のメッセージに合わせるように、意識して行動してみると
本当にラッキーなことが起きてくるんですね。
つまり、今日の運勢はあなたにどのように行動したら良いのかを示唆して
いるんです。
一方、悪い部分は「きょうはついてないな!」から一歩進めて、「なぜ、
そうなんだろう?どうすればいい?」とちょっと考えてみると、不運を避ける
ための予想もしなかった未来が見えてくることがありますよ。
星座占いのポイントは?
星座占いを活用するポイントはあなたが納得できないメッセージや違和感
のあるメッセージを大事にすることです。
人は、つい見たいものだけを見てしまうように、自分の知識の中だけで
考えてしまうんですね。
また、友達や家族はあなたのことを知っているので、あなたの理解を
超えたことは言いませんが、星占いでは嫌なことでも遠慮なくずけずけと
言ってきますから、自分を見つめ直す良いチャンスなんです。
つまり、星占いは理解できないメッセージを送ってくることがありますが、
実は、あなたの潜在意識を呼び覚ましてくれる便利なガイドブックなんで
すね。
まとめ
12星座占いと13星座占い、信頼性が優っているのは12星座占いのほうです。
しかし、13星座占いが信頼できないというわけではありませんが、起源から
今までの仮説検証の積み重ねでは、12星座占いのほうが優っているんです
ね。
また、星座占いは惑星、星座、太陽、月などの位置関係から運勢を導き
出すので、膨大なデータによるきめ細かいメッセージが期待できます。
実際、ほとんどのメディアで扱っている占いは12星座占いであることから
も、人気の高さがうかがえますね。
なので、12星座占いを利用するときの活用方法も紹介しました。
12星座占いの活用方法は、運勢のメッセージを見たとき「きょうはついて
いないなぁ~!」で終らせないことです。
あなたが納得できないメッセージでも無視しないで受け止めてください。
12星座占いを活用するポイントは、今まで気づかなかった潜在意識を
引き出してくれるガイドブックにしてしまうことなんです。
ぜひ、あなたの日々の暮らしに役立ててくださいね。