割り箸を捨てる時、あなたはどんな捨て方をしていますか?
ゴミ袋にポイッと捨てているといざゴミ出しという時に割り箸が
ゴミ袋を突き破って、そこから汁がぽたぽたと落ちていた、なんてこと
ありますよね。
新型コロナ禍での感染リスクを考慮して、ゴミ袋の中身が飛び散らない
ように、、自治体によってはゴミ袋にはゴミを詰め込み過ぎないことや
割り箸などは折って入れるなどと喚起しているほどです。
東京都内の一部の市では以下のように広報誌で訴えています。
割りばし、竹ぐしなど先の尖っているものは折ってください。
また、竹串などは凶器のように、ゴミ袋を回収するときの作業員の手に
突き刺さることがあると聞いています。
なので、今回は割り箸や竹串などがゴミ袋を突き破ったり、ゴミ袋を
扱う人にも危険のない捨て方を紹介しますね。
その捨て方は割り箸を折ったりする必要もないですし、衛生的で簡単な
方法なので強くおすすめします。
ゴミ袋を破らない割り箸の捨て方
きれいに洗った1Lの牛乳パックに割り箸を貯めておいて、一杯
になったらガムテープなどでふたをしてゴミ袋に入れて捨てるのも
簡単でスマートですよね。
でも、もっとオシャレな方法は1L~2Lのペットボトルに貯めておく
方法なんですが、見た目がゴミを貯めているようには見えないので
オススメです。
使うペットボトルは炭酸系ものは肉厚でしっかりし過ぎていて、
ゴミ袋に入れるとき、妙にかさばって違和感があります。
その点、お茶や天然水などのペットボトルはそれほど頑丈ではないので、
ゴミ袋に入れたときに、多少変形して他のゴミと馴染むようです。
また、ポテトチップスなどの円筒パックを使うのも悪くはないんですが、
透明なペットボトルは見た目が衛生的ですし、キッチンに置いたときの
安定感などから、やはりペットボトルがおすすめです。
貯めておく容器が牛乳パックでもペットボトルでもポテトチップスの
円筒パックでもあなたの好みで選んでOK!ですが、どれにしても
割り箸を折る手間が省けて得した気分になりますよ。
ペットボトルを燃えるゴミで出せるの?
さて、ペットボトルを燃えるゴミ袋で出していいのかって話なんですが・・
基本的にはペットボトルはペットボトルのみで分別して捨てる
ことになっているんですね。
しかし、再生工場ではペットボトルを再生する工程で中が汚れて
いるものは再生できないようなんです。
東京のある市の広報誌には次のように記載されていました。
油で汚れていたり、におい・内容物が取り除けないペットボトルは可燃ごみとして出してください。
ほかの自治体について調べてみても、中に汚れが残っているペットボトルは
燃えるゴミとして出すことになっていますね。
なので、割り箸を貯め込んだペットボトルを汚れているペットボトル
だと理解すれば燃えるゴミで出すことに矛盾はありません。
わたしの家では出来るだけ目立たないように燃えるゴミ袋で出して
いますが今まで回収されなかったことは一度もありませんでしたよ。
そもそも、ペットボトルはプラスチックなので燃やすとダイオキシンなど
の毒性物質が排出されないのかと心配になるのですが、今では焼却炉の
性能が良くなっているので大丈夫だそうです。
また、水分を含んだ生ごみや剪定した枝葉を効率的に燃やすために油を
加えることもあるようですし、プラスチックを故意に混ぜることも
普通に行われているそうなんですね。
したがって、割り箸などを貯めたペットボトルを燃えるゴミとして
出すことに問題はありませんよ。
もし、あなたのお住いの自治体で、どんなプラスチックであっても
燃えるゴミとして出さないことになっているのでしたら、一度お役所に
確認してみてくださいね。
割り箸以外にも応用できるペットボトル
家庭で出る先が尖って危ないものって、割り箸だけではないですね。
こんなにいろいろあるので、安全のためにもペットボトルを活用して
ください。
・割り箸
・竹串
・アイスの棒(木)
・箸(木、竹)
・つまようじ
・耳かき(木、竹)
・鉛筆
割り箸やつまようじなどは特に頻繁に出るゴミですが、たまにしか
でないものはその都度捨て方を考えるのでは面倒ですよね。
なので、ペットボトルをキッチンの見えるところに置いておけば、
いつでもポイッと捨てられます。
中が透けて見えるので、我が家ではお客様が勝手に捨ててくれることも
あるんですよ。
新型コロナ禍で模索する自治体!?
新型コロナウィルスの蔓延が問題になってからは各自治体は特に
ゴミ回収に気を配るようになりました。
それぞれの自治体は環境省が発表している「新型コロナウィルスなどの
感染症対策のためのご家庭でのごみの捨て方」を基本にして、下記の
ような指針をかかげています。
各自治体がかかげている指針
・ごみ袋はしっかり縛りましょう
・ごみ袋の空気をできるだけ抜きましょう
・生ごみは水切りしましょう
・ごみの減量を心がけましょう
・自治体の分別・収集ルールを守りましょう
要するに、ゴミ袋の中身が飛び散らないように各家庭で気を付けて
欲しいという内容になっています。
なので、割り箸やつまようじでゴミ袋が破れてしまうことは絶対に
防ぐ必要がありますから、割り箸をペットボトルに貯めてから捨てる
ことは理にかなっているんですね。
箸が折れるのは不吉な前兆!?
どんなものでも日常的に使っている物が壊れると悪いことが起こる
前兆だと言い伝えられています。
特に、箸の使い方にはいろいろなタブーがあって、割り箸であっても
折ることに罪悪感を感じる人もいるようです。
確かに、普通に食事をしている最中に割り箸が折れてしまっては
いい気持ちはしませんが、使い終わった割り箸であっても折ることに
違和感を持つのは私だけでしょうか。
なので、できるだけ折らずに捨てたいですよね。
まとめ
最近の新型コロナ禍でゴミ袋が破れて中身が飛び散ることに、家庭でも
自治体でも神経質になっています。
そこで、割り箸や竹串などの細長いものでゴミ袋を破ってしまわない
3つの方法を提案しました。
・1Lの牛乳パックに貯めてから捨てる
・1L~2Lのペットボトルに貯めてから捨てる
・ポテトチップスの円筒パックに貯めてから捨てる
どの方法でも割り箸を折る必要もないですし、ごミ袋を突き破る
リスクもまったくありません。
なかでも、ペットボトルを使う方法は透明なので衛生的ですし、
見た目もゴミの感じがしませんし、スマートなのでおすすめです。