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はじめて銭湯に行くときの持ち物は?銭湯のいろいろな利用のしかたも紹介

お風呂道具一式

銭湯に行くときの持ち物

給湯器の故障や、浴室の改修工事でお風呂に入れないとき、一日やニ日なら
我慢できますが、1週間以上もかかるようなら困りますよね。

そんなとき、銭湯に行ってみてはいかがでしょう?

でも、はじめて銭湯に行くとき、安心して銭湯を利用するためには、
できるだけ用意したほうがいい持ち物があるんですね。

タオルなど、ほとんどの物は銭湯で購入できますが、自宅での使い慣れた
洗面用具を使うことで、気分的にもリラックスできますよ。

なので、今回は、初めての銭湯に行くとき持って行った方がいい持ち物を
お伝えするとともに、銭湯のいろいろな使い方も紹介していきますね。

 

初めて銭湯に行くときの持ち物は?

銭湯に行く女性のイラスト

ざっと50年くらい前には、自宅にお風呂がある家は少なくて、ほとんどの人は
銭湯に行っていましたから、ある年齢以上の人は持ち物が分かっているはずなんですね。

でも、今では、銭湯がはじめてという人がほとんどだと思います。

そこで、せっかく銭湯に行ったのはいいけど、満足のできない結果にならないために、
持って行くべき物をお伝えしますね。

ほとんどの物は銭湯で購入することができるので手ぶらで出かけてもいいのですが、
いつもの使い慣れた洗面具を使うとリラックス度がまったく違ってくるんです。


① 銭湯用のかご(持ち物を入れるもの)

持って行く物が入る大きさのプラスチック製のかごが軽くて、
水切りもいいのでおススメです。

これから準備するのなら百円ショップで、取っ手の付いている物を
選んでくださいね。


② 洗浄剤(ボディソープ、シャンプー、リンス、浴用石鹼など)

最近では、ほとんどの銭湯にボディソープとリンスインシャンプーが
置いてあるので、自由に使うことができます。

しかし、あなたの肌や髪に合うかどうかは分かりませんから、
いつも使っているものを持って行った方が安心です。

また、石鹸が置いてある銭湯はありませんから、石鹼を愛用しているなら、
必ず持参してくださいね。

ただ、銭湯では小さな石鹸を50円くらいで買うことができますよ。


③ フェイスタオル、バスタオル

フェイスタオルは番台で200円ほどで購入できますが、薄っぺらくて、
使いにくいので、忘れてしまったときの保険にしてくださいね。

バスタオルは置いてありませんから忘れないでください。


④ 保湿剤(保湿クリーム、化粧水、整髪料、トリートメント)

お風呂から上がったあとは皮膚や髪が乾燥しやすく、肌荒れの原因になるので、
保湿クリームや化粧水などは必需品ですよ。


⑤ 現金(銭湯代、ジュース代など)

東京の銭湯代は令和4年7月から下記の値段です(税込み)。
大人:500円(中学生以上)
小学生:200円
未就学児童:100円(6歳未満)

髪を乾かすためのドライヤーはほとんどの銭湯に設置されていて、
20~30円で使えます。

また、お風呂上りにジュースを飲んでも1,000円以内で収まりますから、
盗難防止のために余計なお金は持って行かないようにしてくださいね。

なお、貴重品は番台で預かってもらいましょう。


⑥ 必要なら持って行く物

・ひげそり(男性)
男性の場合、銭湯で髭をそりたいときは、カミソリ、
シェービングクリームは必需品です。

カミソリは50円くらいで銭湯で買うことができますが、
使い慣れたものがいいと思います。

・下着などの着替え
お風呂上りには洗い立ての下着に着替えて、さっぱりと
したいですよね。

ビニール袋かレジ袋に入れて持って行き、今まで着ていた
下着はフェイスタオルやバスタオルと一緒にその袋に入れて
持ち帰りましょう。

・髪を洗ったり、整えるときのブラシやクシ

・歯ブラシ、歯磨き粉

 

 

持ち物のチェックリスト!

お風呂道具一式

お風呂道具一式(わたしは坊主刈りなので、クシ、ブラシ、整髪料などは入れていません)

✓ 銭湯用のかご(持ち物を入れるもの)

✓ 洗浄剤(ボディソープ、シャンプー、リンス、浴用石鹼など)

✓ フェイスタオル、バスタオル

✓ 保湿剤(保湿クリーム、化粧水、整髪料、トリートメント)

✓ 現金(入浴料、ジュース代など)

✓ 必要なら持って行く物
・ひげそり(男性)
・下着などの着替え
・髪を洗ったり、整えるときのブラシやクシ
・歯ブラシ、歯磨き粉

 

 

銭湯ののれんをくぐったあと、どうしたらいい?

銭湯の入り口


一歩目 履き物を下駄箱へ

のれんをくぐるとすぐに番号の付いた下駄箱がありますから
必ず履き物は下駄箱に入れてくださいね。

残念なことですが、出したままですと、履き古した履き物と
すり替えられてしまうことがあるんです。


二歩目 番台のおばちゃんに入浴料を払いましょう

入浴料は東京都では令和4年現在で、大人500円です。

銭湯によっては、支払ったあと脱衣所のロッカーの鍵を渡してくれる
ことがありますから、指定されたロッカーを使いましょう。

なお、これからも、ときどき銭湯に行きたいと思ったら、番台で
入浴券を購入すると割安になりますよ。

10枚つづりで4,500円ですから、一回分がお得になります。

最近では、浴室内にサウナ室の設備がある銭湯もあるのですが、
サウナを利用したいときは、入浴料とは別にサウナ料を払う必要が
ありますよ。(200~300円)


三歩目 脱衣所では衣類などをロッカーへ

脱衣所では着て来た衣類とバスタオル、化粧水などをロッカーに入れて、
洗面道具一式の入ったかごとフェイスタオルを持って浴室に入りましょう。

この時点で、あなたはすっぽんぽんのはずですよ。

たまに、パンツをはいたまま浴室に入るひとがいるんですね。 (^^♪


四歩目 浴室に入ったら体を洗う場所を確保しましょう

銭湯の浴室

あなたが体を洗うために気に入った場所にイスと風呂おけ、道具一式のかごを
置いて、まずは場所を確保しましょう。

風呂おけやイスは浴室内に置いてあるので自由に使えますよ。


五歩目 銭湯の大事なマナーは『かけ湯』

かけ湯とは、湯船に入る前にからだにお湯をかけることです。

湯船のお湯をかけてもいいですが、あなたが確保したからだを洗う場所で
かけても大丈夫です。

かけ湯はあなたのからだをお湯に慣らすためと湯船のお湯を
汚さないために行うためで、銭湯で一番大事なマナーなんですね。

お節介なおじさんやおばさんに、注意されないようにしてくださいね (^^♪


六歩目以降 自由時間

あとはあなたの自由に湯船に浸かったり、からだを洗ったり、ぞんぶんに
リラックスして楽しんでくださいね。

 

 

近所の銭湯の場所と営業時間は?

銭湯のイラスト

休業日と営業時間は銭湯によってまちまちなので、行きたい銭湯の休業日は
確認しておきましょう。

営業時間はほとんどの銭湯で午後3時か4時に開店して、夜の11時ころに終了します。

まず、あなたの家の近くにある銭湯の場所を散歩のときにでも、
調べておいてくださいね。

最近では、駐車場を確保してある銭湯もよく見かけますから、
駐車場のある銭湯を知っておくと便利ですね。

東京の場合ですと東京都公衆浴場生活衛生同業組合があって、ときどき
『銭湯マップ』という冊子を発行していますから、その冊子の地図で
すべての銭湯の場所が分かります。

銭湯マップ

令和2年に発行された銭湯マップはクラッシクに『お遍路マップ』になっていました

その冊子を見れば、都内の銭湯の電話番号や営業時間、駐車場の有無などの
すべての情報が得られますよ。

ほとんどの銭湯は組合に加入していますから、銭湯の番台で買えます。
(一冊100円です)

神奈川県にも「神奈川県公衆浴場生活衛生同業組合」があるので、
ほかの道府県でもきっとあるはずです。

もちろん、インターネットで銭湯の情報を知ることはできますよ。

 

 

銭湯の利用のしかたもいろいろなんです!?

今では、ほとんどの家にお風呂がありますから、銭湯に行かなければ
からだが洗えないなんてことはありませんね。

なので、銭湯のほうでも、いろいろなサービスを考えて、お客さんに
来場してもらうために努力しているんですね。

そのうちのいくつかを紹介しますので、あなたの生活にマッチする
企画があれば利用してみてはいかがでしょう。

 

朝風呂のある銭湯

今では少なくなりましたが、日曜、祝日に限って朝風呂を開いてくれる
銭湯がありますから、近くにそんな銭湯があったらラッキーです。

仕事が休みで、朝から広々としたお風呂に浸かる気分は、まさに
小原庄助さんになった気分ですよ。

『銭湯マップ』で探してみてくださいね。

 

銭湯には、お正月の特別企画が!?

銭湯で1月2日にもらえるフェイスタオル

東京に限らず、銭湯には、年末・年始に限って特別な企画があるんですね。

東京の場合は、このような日程で銭湯が営業します。
(銭湯によって日程・時間が違います)

12月31日  除夜の鐘が鳴り始める12時まで営業(深夜営業)
1月1日(元旦) 休業
1月2日  朝8時~午後1時まで営業(朝風呂)
1月3日  午後3時~8時まで営業(短時間営業)
1月4日より 通常通り営業

新年の2日に行くと「東京都浴場組合」が発行したフェイスタオルが
いただけますよ。

 

サウナのある銭湯

普通の銭湯でもサウナを備えているところが急に増えてきました。

サウナを利用する場合は入浴料金のほかに200~300円が
必要ですが、本格的な設備ですよ。

また、銭湯の中でもメガネをかけている人がいますが、
浴室内では特に問題はありませんが、サウナは90度の高温のため、
メガネを傷めることがありますから外しましょう。。

 

出張などの空き時間にちょっと銭湯へ

湯船に浸かっている人のイラスト

仕事の出張などで、もし、あき時間ができたときには喫茶店などで時間をつぶすより

銭湯がおススメです。

コーヒー代と同じ金額で心とからだのリフレッシュができるんですから。。

こんな場合の銭湯を利用する目的は、本当に汗を流すだけなので、
必要な持ち物の心配はいりません。

ほとんどの銭湯には、ミニ石鹸、ミニシャンプー、ミニリンス、
タオルなどを置いていますから、ちょっとお風呂へ、ということが
可能なんですね。

以前は、「入浴セット」として番台で買うことができたんですが、
ばらばらに買っても500円で収まりますよ。

 

 

まとめ

初めて銭湯に行くときの持ち物のリストはこちらです。

✓ 銭湯用のかご(持ち物を入れるもの)

✓ 洗浄剤(ボディソープ、シャンプー、リンス、浴用石鹼など)

✓ フェイスタオル、バスタオル

✓ 保湿剤(保湿クリーム、化粧水、整髪料、トリートメント)

✓ 現金(入浴料、ジュース代など)

✓ 必要なら持って行く物
・ひげそり(男性)
・下着などの着替え
・髪を洗ったり、整えるときのブラシやクシ
・歯ブラシ、歯磨き粉

何度か銭湯に通ううちに、あなたなりに必要な物とそうでない物が
はっきりしてくるはずです。

とにかく、「思い立ったが吉日」ともいいますから、この記事を参考に
必要な物をそろえて、ぜひ銭湯を訪ねてみてくださいね。

今では、ほとんどのお宅にお風呂があるんですが、銭湯がなくならないで、
お客さんもけっこう入っているところをみると、銭湯には家のお風呂にはない
魅力があるんですね。

ぜひ、あなたの暮らしに銭湯という空間をとり入れて、こころとからだの
リフレッシュに役立てていただけたら幸いです。。

 

 

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